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ゆるめの日常

察してもらうなんて無理

とある時期、もう今の状況無理だ…と突然何かがプツンと切れてしまうような感覚になった。何が引き金になったかは覚えてないけど、それまでの我慢が重なって些細なことでそれが起こってしまったのかもしれない。たしか泣きながら、もう無理です、という旨を伝えた。

その時、相手は驚いていて、「そっか…楽しんでたと思ってた」と言った。私は正直「え?もう関わりたくないくらいなんだけど」と思った。でも振り返ってみたら、私は少し楽しそうに振舞っていた。そうしないとどんどん惨めな気持ちになっていくし乗り切れないと感じていたから、騙し騙しやっていたのだ。そんな風に過ごしていて、察してもらえるはずなんてなかった。

今になってすごく思うのは、自分が感じていることって、自分が感じているほど他人には伝わらないということ。打ち明けたところで100パーセント伝わるなんてことなんて難しい。だからこそ、まずは言ってみないとわかってもらえる可能性すら見出せない。

それで、打ち明けてみて、自分の気持ちが伝わればラッキーだし、現状からの改善・解決策を考えることに繋がればもっとラッキー、くらいの気持ちで構えることにしている。もしくは、本当にどうしようもないくらい切実なら、伝わるようにちゃんと内容を練っておくことだ。

それでもやっぱり、どんなに丁寧に伝えたところで、人それぞれ価値観の違いがあるので、「ふーん、だから何?私はそうは思わないけど」くらいの返しをされることもあるだろう。わかりあうことが不可能で、改善・解決の見込みが絶たれたとしたら、そこで初めて諦めがつく。

諦めがついたら、次の選択肢は、「思い切ってその人(コミュニティ)から離れる」か「そこで我慢し続ける」かの二択になる。もしかしたら誰かが助けてくれたり、まさかの改革が起こるかもしれないけど、それは運によるので、あくまで自分の中にある選択肢は二択、と考える。大きな選択には大きなエネルギーが必要で意外にも疲れるけど、ずっと私かわいそうと感じ続けているだけではどうしようもないから、どちらか選ばなくてはいけない。

まず伝えるという選択。合わせて伝え方を考える。すぐに伝わりそうになかったら、いつ諦めるかの選択、諦めたら次はどちらにするかの選択。そんな選択肢があることを忘れないように。

水とスポドリ

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夏バテ対策の水分補給に、水とスポーツドリンクを混ぜて飲み始めた。

本当はスポーツドリンクがそんなに好きじゃなくて普段は水ばかり飲むんだけど、夏になって、水だけでは体に染み渡らない感じがしてきて。珍しく、スポドリが飲みたい!という感覚になる。不思議。 スポーツドリンクは飲みたい、でもそのまま飲むと味が濃すぎるしなぁ…と微妙に悩んでいたんだけど、そういえば家にいるときは冷蔵庫なんてすぐそこにあるし、さっと水にちょっと混ぜるかんじでよくないか?と、簡単なことに気付いたのでそうしている。薄味派なのでちょうどよかった。

調べてみたら、スポーツドリンクは糖分や添加物が多かったり、運動量や生活スタイルによっては飲み方に注意しないといけないみたいで、少し驚いた。夏だからとにかく飲んどきゃいいってものでもないらしい。あまり運動しない私は飲みすぎに気をつけたほうがよさそうだ。まあ、他の時期よりも確実に汗をかくし、飲んだら水よりもすごく体が満たされる気がして、少し水に混ぜて飲む程度だから許してくれ、という気持ちでいる。

最近あまり外出できないし、スイカとか夏らしい食べ物もあまり好きではないので、こんな小さなことでも、あ〜夏なんだなーと季節を感じられて、こういうのも悪くないと思った。

とにかく夏バテすることが嫌いなので、ちゃんと水分と栄養を摂って今年も乗り切りたい。ここ2年くらいでかなり改善したので、やればできるんだなぁと実感している。

花と自分のお手入れ

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私は眉上程度に短い前髪の方がしっくりくる。というか、前髪が伸びて眉下くらいまでくるとダサくなる。

前髪が短いときは気分的に普通〜元気であることが多くて、ダサくなっている状態の時はなんとなく荒んでいたり気が重い時期だったり、色々面倒で雑になっていることが多い。あと、爪が伸びている時もそう。

ダメっぽい状態が続いていると、いつのまにか麻痺してしまって自分の心の中だけでは今ダメっぽいということに気付きにくい。だからそういう見た目の変化が、ダメっぽさに気づくための指標にしやすい。

でも、指標にするだけってもったいなくないか、と思った。自分の中で、前髪が「短い時は(普通〜)わりと元気」、「長い時は微妙」ということがわかっているなら、形から入る感覚で、なるべく常に短くしておけばいいんじゃないか。そこそこ良い気分を保つ土台として。

前髪や爪を切った時はちょっとスッキリしていいから、スッキリするために処理する!っていう単純なこととも言えるかもしれないけどちょっとニュアンスが違って、気分をキープするためにもう少しマメになろうかな、みたいな。

私の場合は前髪と爪だけど、人によってはマニュキュア塗るとか眉を整えるとか髪を染めるとか脱毛だったり、それぞれ、気分との関係が深いものがあるのではないか。自分にとってそれがなんなのかを見つけて、良い状態にしておくことが、日々の気分の良さやちょっとした幸せに繋がっていくんじゃないかな。

そういう考えが生まれたのは、花の手入れをしているときだった。「これでちょっとキレイが長持ちするね〜」と思いながら、手入れをしていること自体もなんとなく嬉しかったり、綺麗な花がないときよりあるときのほうが嬉しさが続くなとしみじみ思って。花にやっていることを自分にあてはめて、気分の良さを保つ姿勢でいるのって良さそうだなって。花で気づくなんて、ちょっと女子っぽい!ロマンチック!似合わない!と思ったけど、まあいいや。

補足だけど、伸びている状態と荒んでいる状態は絶対にイコールというわけではなく、意図的にそうしてることもたまにある。前髪は試しに伸ばしてみたくなったりアレンジの練習をしてみようとか、爪はマニキュア映えするように伸ばすとか。だから伸びている時に「あ、こいつ今病んでるのか」とは思わないでくれるとありがたい。前髪は伸ばしてみようとして何度か挫折している。巻くのが面倒くさい。