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ゆるめの日常

描いていてよかったと思った日

ここ二、三日のこと。本当に小さくて1mm程度の第一歩だと思うのだけど、初めて絵の仕事をしたり絵でお金を得るという体験ができた。

ひとつはクラウドソーシング的なところに登録して、SNS用のアイコンを描いた。まだ二件だけど、気に入ってもらえて嬉しかった。とにかく何かやりたい!という気持ちが先走ってサッと準備したページだったけど、提供者がたくさんいるなか見つけて依頼してくれたり、お気に入りしてくれた方も何人かいる。よかった。作例はもうちょっと整えないと…と思いつつ後回しになっている…やります…

それにしても相場が安すぎると感じる上に手数料引かれることを考えると悲しいことになる。ずっとこのままの状態はちょっと厳しいので、もっと力をつけてなんとかしていきたいとは思う…

もうひとつは、仕事ではないけど絵や日記を置いているプラットフォームで私のことを紹介&投げ銭してくださった方がいて、初めてのことでとても嬉しかったし、記念の意味も込めてお礼にちょっとした絵を描いて送った。

頼んでもないのに二次創作(好きなキャラ)でもない絵が届いて果たして嬉しいのだろうか、という疑問はあったけど、マイナスな方向にはいかないだろうと思って、思い切ってメールを送った。結果、とても喜んでもらえて、印刷して机に飾ってくれているらしい。「嬉しい」をもらって、返すことができて、またもらってしまった。ありがたい。

思えば今まで、仕事ではないにしても、プレゼントした絵やグリーティングカードなどで喜んでもらえたことは何度もあった。それを改めて思い出したし、去年いろいろ迷いがあって絵を描くのをやめようとしていたけど、また描き始めてよかったと思えた。

趣味でちょっと描いていただけの人間だけど、自分が描いたもので、思ったよりずっと喜んでもらえることがあるんだなと改めて思い出すことができて、とても嬉しい体験だった。


絵自体でどうこう、以外にもよかったなと思えることがあった。

私は面識のない人とのやりとりに圧倒的に不慣れであること(ネットで相互フォローしていてお互いの人となりを知っている場合は別)を改めて知った。べつにトラブルや滞りがあったわけではなく、ただ、慣れてないなって思っただけで、単純にビビリというか、気持ちだけ。

でも「ここは○○だからこうしたほうが良くて」というようなことを伝えたり、簡潔な説明を心がけたりと、スムーズに運べたと思う。そう思うと、制作会社に転職して直接クライアントとやりとりするようになっていた経験はすごく良かったと思うし、それがなかったら、いちいちドキドキして右往左往していたと思う。それくらい、今よりもずっとずっと小心者だった。

それを、会社という後ろ盾がなく自分で完結できたことが、嬉しいはもちろん少し安心したというか。


すでにガツガツ前に進んでいる人からみたら、お前ほんとに大人かよってレベルの進み具合でも、全然行動できないタイプだった自分にとっては、それなりの変化だと思う。好きでやっている限りは描くことを続けたいし、好きなことで喜んでもらえて、お金を得られることを増やしていきたいな。

腹筋のできなさ

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数日前、腹筋をしてみようとベッドに横になってみて、一回もできなかった。体が全く持ち上がらない。中学時代って大昔とはいえ運動部だったはずなのにな…幻だったのかな…

ベッド横にあるハンガーラックに足をひっかけることを思いついて(役割的には他の人に足を押さえてもらうようなかんじ)、どうにかふんばってやっと一回持ち上がるくらいだった。足を固定しないと体が持ち上がらない上に一回でこんなに疲れるのかと、自分でだいぶ引いた。

毎日少しずつ続けてみて、やっと十回できるようになった。一回でもだいぶ厳しかった初日よりしんどくない。やらないと衰えるし、続ければできるようになるんだなとわかりやすい変化を実感した。

腹筋をしようと思った理由は、単純に体型の変化にちょっと危機感が生まれたから。たぶん10年前に比べて体重は変わらないどころか少し減っていると思うんだけど、体型は変わってきている。当時持っていたボトムはきっともう履けないだろう。

今のこの程度の腹筋で痩せるとは全く思っていないけど、何も意識しないよりはマシだし、少しずつ回数を増やしたり体を慣らしていた方が、本当にやばいと思った時に改善に向けてすんなり動けると思う。

あと、数年前に寝転ばないで腹筋鍛える系の動画も見てやってたりしたので、それをまたやるのもいいかもしれない。本当はもっと色々なトレーニング方法があるんだけろうけど、面倒だと続かないので、とりあえずやりやすくて簡単なことから続けたい。

腹筋について書いたけど、全体的に体力不足だったり体が固すぎのをなんとかしたいという気持ちがある。歳とともに残念なことになっていくのを防ぎたい。とりあえずは、なんとなく腕立ても始めたり(これも膝をつかないとできないレベルになっていた)、肩こり向けに整体の人に教えて貰って結構続いているダンベル上げ下げ運動、ラジオ体操の一部(全部やるのは面倒なのでその時体をほぐしたい部分に効きそうな動き)、などを、まだまだしょぼいレベルだけどやってる。あとは軽く自転車で走るとか。

こういうことを人に話すと「おまえ痩せてるじゃん!」と嫌味だと思われそうなのであまり言わないけど、お腹は見えないだけで、子供を宿してなくても油断とともに育ってしまうのですよ…という気持ちです。あとはダイエットというよりアラサーであることを自覚して単純に健康のためもあるし、体を動かすのはメンタル面でも良いので、その目的も大きい。

昼寝のかわりに自転車散歩と、健康のこと

昨日と今日、昼寝をしたかったけど我慢して自転車に乗った。昨日は植物園、今日は近くをぶらぶら。

先日の健康診断で低血圧について指摘され、有酸素運動するといいよと言われていた。今まで、低血圧は体質だししょうがないよ〜と言い訳していたけど、このだるさが一生続くのはさすがに嫌だし、このままの生活習慣だと色々衰えるばかりで10年後とかしんどくなっていそうだしそろそろ現実と向き合わねば、と思ったのだった。軽い運動はうつ予防にもなるというし、自分にとっては、何もしないよりは絶対にやったほうがいいことだ。

実際に二日、昼寝のかわりに外に出てみて、よかったと思う。寝なくても頭はスッキリしてちょっとしたリラックス効果を感じるし、ずっと家にいたり寝るよりも気分的に少し元気になれるかんじがする。

睡眠が足りなければ寝たほうがいいけど、私の場合は睡眠が足りていても昼寝しがちなタイプなので、別のことに変換できる睡眠は変換していきたい。しかも、昼寝すると予定の倍くらい寝てしまうことも多いので。

ちなみに健康診断は、低血圧以外は特に問題なかった。たまに食あたりやストレスなど突発で体調を崩すことはあるけど、慢性的な不調はここ数年でかなり改善した。体質は人それぞれなのでどうしようもないことはあると思うけど、自分次第である程度カバーできるのだとわかったし、最初から何も改善しようとしないで言い訳ばかりする生活を送りたくない気持ちが徐々に増してきている。低血圧の症状も少しずつ良くなればいいな。

ただそれから、そういう面で言い訳する人を面倒に感じるようになってしまって、父の調子(病気とかじゃないけど、ひどい生活習慣でいつもだるそうにしていた)について、苦しいような、なんだかなぁ…という感覚になっていった。単に加齢とかじゃなく自分で蒔いた種である不調には正直、同情できなくて。でも最後に実家に帰ったときは食事もそこそこちゃんとしていて外を歩くのも結構好きなようで、嬉しかった。私もそうだったし、変われるんだなと思った。