suinote

ゆるめの日常

終活的断捨離

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私が初めて断捨離しようと思ったのは、片付けコンサルタント近藤麻理恵さんの本を読んでからだったと思う。いろいろなことがうまくいかなくてモヤモヤした日々を過ごしていた時に、母に本を渡された。「ときめくか、ときめかないか」で物を捨てるか残すか選んでいくやり方だ。部屋のものが一気に少なくなって、こんなに無駄を抱えていたんだと気づいた。

それから今までずっと、増やすより減らすことを意識して生活している。余計なことに気持ちや時間を縛られないので落ち着くようになったし、スッキリしていると気持ちがよい。そのため、無駄遣いして後悔することもなくなった。

絶対に無理だと思っていた一人暮らしをする気になったり、同じく無理だと思っていた転職活動に踏み切ったり、私がどうにか生きようとしているところを見て親が少し前向きになったりと、何年も時間をかけて、小さなことから大きなことまで良い変化があった。

私にとって、少ないもので生活することが精神を保つ手段みたいになってきている。良い意味でもあるけど、逆に、ものが多い時代に抱えていた気持ちを再発させたくないという恐怖心のような感覚もある気がする。今、まだ断捨離していなかった実家の部屋に戻ったら平常心が保てないと思う。大規模な断捨離はもうすることがない(するほどものがない)けど、今でもずっと、何か減らせないかということは日々頭の中にある。これはこれで何か依存のようなものを感じるので、自分でもどうかと思うんだけど。

そして、人生がよくなったりマシになったりした上でも、何かのタイミングで全てが嫌になり、死にたいと心の中で連発したりダメになって寝込むことが今でもある。これを書いている今この瞬間はべつに死にたくはないので、こういうときに詳細に思い浮かべて書くのはきついので何も書かないでおくけど。

そういうことを踏まえると、さらっと書いちゃうんだけど、終活をするつもりになればもっといろいろ捨てられるんじゃないかな、と最近思いはじめている。「終活終活〜」とか「あと一年後に死ぬなら、これはなくてもいいんじゃないかな」とか、わりと重いようなことを軽く頭に浮かべながらものを捨てるようになった。

とはいえ、本当に一年後に死ぬつもりではないので、さすがに本気の終活としてはやってないけど。仕事や趣味で使うものとかは捨てるつもりはない。

でもそれくらい、切実に救われたいなぁと思ってしまう。救われるってなんだろう。何を頑張ればいいんだろう。何ができれば自分は幸せなんだろう。

そういえば、ものを減らす過程で服装も随分変わり、ほぼ無地のものになった。最初は、無地に転向していくことに抵抗があったというかソワソワしていたけど、慣れるものだなぁと思った。今は、ストライプやボーダー以外の柄物を着ろと言われたらちょっと戸惑ってしまうと思う。

外見に関して、シンプルというかスッキリしたかんじとかを良く思われることがしばしばある(べつに顔がいいというわけじゃないので、服装含めた雰囲気だと思う)。それは表面を取り繕っているのではなく自分の考えや生活の仕方で最適化された結果であって、見た目じゃなくて内面が認められた感じがあって嬉しい。嬉しいけど、なかなか克服できない自分の暗い部分も一緒なんだよな、と思う。

省スペースなエコ加湿器

花っぽいエコ加湿器買った。電気を使わない加湿器。

花と緑の部分だけが商品で、ボトルや瓶などは自分で用意する必要がある。好きなものに挿したらよい。単純に花が好きだし、横にスペースをとらないので机に置いて邪魔にならない。しかも紺好きな人間なので、紺があるのがうれしい。

肝心の効果はどうなのかといわれると正直わからないんだけど、気休め程度に考えているので、まあいいやというかんじ。本当に乾燥がつらかったら何かもっと良い対策を考えるけど、今のところ特に困っていない。電気を使う加湿器は、なんだか手入れが面倒そうだな〜と思ってなかなか購入を決意できない。冬とか特に重宝しそうではあるんだけど。

そういえば、数年前はこれを使っていた。

見た目は最初の花のやつのほうが好きだけど、これはボトルを用意する必要ないし、倒れた時の被害が少なそうというか、そもそも倒れにくそう。

左足を少し悪くしてしまい、母に治療だか何かでいくつか注射を打たれた。日に日に膝に向かってポツポツと数が増え、怪しんで母に尋ねてみると、どうやら私に薬を与え続けて肉体を改造し兵器にしようとしていた。恐ろしくなって実家を出た。母、情弱だし研究とかするタイプじゃないので、こういうことには疎いと油断していた。


スマブラを買った友達と一対一で遊ぶ。長らくゲームをしていない私の方がなぜか連勝し、友達のテンションが下がる。もしかしたら界隈で嫌われる戦法でやってしまってたかな、とかも思ったが、最近の文化とか暗黙のルールみたいなのわからないし、どうしようもなかった。


ベランダの、隣人との仕切りになっている壁(「非常時に突き破ってください」的なもの)がなくなっている。動揺しているとお隣さんが現れニコニコしている。いや状況説明しろよ、と思うがニコニコしているだけなので尋ねると、何か適当な理由をつけて外したらしい。女性がどうやって綺麗に外せるのか不思議だった。元に戻したかったが、彼女が取り外した壁を家に保管しており、頑なに戻そうとしない。貴重品でなくともベランダに干した服たちを盗られる可能性や、二重扉であるとはいえ家に入られたり覗かれる可能性が浮かび、不気味さと恐怖に震える。