suinote

シンプルでいいかんじに生きたい

退職と転職と振り返り

今月末、つまり今日、4年勤めた会社を退職します。現職では都内のモバイルコンテンツを作る会社でデザイナーをしていて、最後の出社は先週の金曜日でした。

かっこいい人間のかっこいい話ではないですが、節目として、振り返りとか書いておきます。

入社前と在職中のこと

入社するまでの自分の人間性や経歴を見るとなかなか社会に適応しにくい面があった。どういうかんじかというと、石橋を叩いて壊すタイプで悩みすぎて行動できない、生きづらい人間。
入社にあたって、もうここを逃したら後がない‥と本気で思っているくらい人生に絶望していたものの、IT業界未経験で完全に無知だったにもかかわらず雇ってもらえることに。

最初はまだガラケーコンテンツがメインで、デコメを作ったり、ガラケーのページのデザインをしたり、以前DTPをやってたのもあり社内外の印刷物のデザインなどを担当した。徐々にスマホアプリやWebに触れるようになって、ソーシャルゲームの割合も多くなっていった。

入社までの過程が上記のようなかんじなので、何もかも新鮮でありがたく仕事をしていたし、そんなもんだから、納得いかないことがあっても仕事があるだけありがたい、自分にはこれしかないんだし、みたいなかんじで、意見はしつつも仕方ないことはただただ我慢していた。

徐々に、このまま、なんでもかんでも新鮮でありがたいとか言って広く浅くひたすら作るでいいのだろうか、いろいろな経験をしたとはいえそれぞれが今後につながる、自分にとって本当に大事なこと必要なことなのか、本当にこれでいいのか、など疑問が大きくなっていった。

そして、外を見て少しずつ行動できるようになって変わっていった自分と、会社の性質に温度差を感じ転職を考えはじめた。

転職にあたって

いろんな人に相談した。受託制作、サービス、UIデザイン、Webデザイン関係の方々に、雑談ベースで仕事や会社の話を聞いたり、具体的に転職の過程の話なども。
あとはネットで情報収集(働き方や求人情報などいろいろ)したりエージェントに相談したりしていた。

動き始めた時点で自分が何をやりたいのかまだわかっていなかった。正直言うと、やっぱりIT関係やデザイン自体もう向いてないんじゃないかとも思いはじめたり、でもそうしたら他に道はあるのか、もうどうしようもないのか、とか凄まじく落ち込んだりした。でも、わからないながらもこのままじゃいけない、転職はしなきゃいけない時だと感じていた。

動く順番がちょっと変かもしれないけど、そうしてわからないまま動きながら自分と向き合っていった。
今までやってきたことを振り返って、よかったこと、よくなかったこと、楽しかったこと、それぞれその理由、心残りなことはあるか、などなど、いろんなことを書き出していった。会社の仕事だけじゃなくて、趣味というかプライベートであったこともなんでもあげた。
それで見えてきたのは、今の会社に入った以降のことでとても良い経験をしたり楽しかったり助けられたと感じた多くのことは、インターネットによる体験や人との繋がりから始まったんだな、ということ。
それはサービスを利用することとかイベントに参加するようになったとか今までブログに書いてるようなことだったり、大好きな分野や悩んでいることに関しての情報を得てありがたかったこととか、逆に(そんなに大したことはしてないけど)人から感謝されて嬉しかった、とか。
それで、自分もネットを通じて人の役に立ちたいと思ったし、デザインが向いてないかもと思ったのは今までやってきたことが自分に合わなかっただけかもしれなくて、まだやってみる余地はあると思うしやっぱりデザイン諦めたくないという気持ちに気づいた。

今回転職活動に踏み切ったり相談したりしたのはそれまでの自分を考えるとかなり動いた方で、エネルギーを使った。最初は正直ちょっときついなぁと感じていた部分もあるけど、徐々に自分のことが見えてきてからは、前向きに行動できるようになっていったのでそのあたりからは全然つらくなかった。

結果、都内のWeb制作会社に転職することを決めた。
真心をもって作れる、ただひたすら作って終わりの繰り返しでない、常に新しいことに目を向けていって楽しいことができそう、というのはもちろん、会社の方とお話して、自分が今までやってきたことはこれから役に立たないのではと凹んでいたのがひっくり返されたというか、全然そんなふうに思わなくてよかったのとか、趣味の面も見てくださって本当に嬉しかったし、自分の好きなものへの気持ちや今までの経験ありきで新しいことに挑戦できると感じた。なのでこれから楽しみです。

そうやって紆余曲折あって、転職活動がひと段落し、退職、という流れでした。

さいごに

今回、少し前まで引っ込み思案だった自分が初めて人に流されず楽なほうに逃げようとせず、周りに助けてもらいながらではあるけど、動いて、自分の意思で選択ができました。
そして、人生で一番、労いの言葉やお祝いの言葉をいただきました。自分のよかったことを他の人にも喜んでもらえるというのはこんなにも嬉しいことなのか、と感じていて、お世話になった方々に本当に感謝しています。

一週間ちょっと休んだ分、明日から心機一転新しいことをがんばっていきます。
拙い文章ですが読んでくださってありがとうございました。