suinote

絵と写真とゆるくてシンプルな日常

余裕がないと感謝もできない

一週間ほど前、急性胃腸炎になった。吐き気と腹痛に襲われトイレに行って戻り、を数十分〜一時間おきくらいで繰り返し(綺麗な話じゃなくてすみません)、さらに全身が痛すぎて大人しく寝ることができなくなって、さすがこれはやばい‥と思ったものの、最寄りの病院は閉まってるし、歩いて数分とはいえ開いていたところで自力で向かう体力もないので、生まれて初めて救急車を呼んだ。

病院に着いたら、症状や今までの病気の経験などいろいろと質問に答えて、そのあとはベッドに横たわったまま点滴を2本打ってもらった。その間、吐き気と腹痛は少しましになっていたけど、全身、特に腰の痛みが激しく、手は痺れて、全然眠れなかった。もういっそ意識を失いたいくらいだった。少し歩けそうになったので入院せず帰ることにして、薬をもらったりお金を払ったりして、タクシーで帰った。帰ったけど、体を起こしている間だいぶふらふらするし気持ち悪いし腹は痛いしで10メートル歩くのでさえしんどかったので、よく帰れたなと思う。しばらく休んで、数日経ってだいぶ落ち着いた。

症状がひどいときは自分のことでいっぱいいっぱいで、人を相手にしているという感覚が薄れてしまっていた。今思うと祝日で、他にも急患で忙しいなか対応してくれた方々には頭が上がらない。それなのに、この件で関わったほとんどの人に有り難みの伝わらない受け答えしかできなかった。 その時の体調と心境を思い出すと仕方なかったとはいえ申し訳なくなった。

心身ともに全く余裕のない状態で、対応してくれた人たちへ心からの感謝を伝えるのって結構難しいのではないか。病院側としてはそれが仕事としての日常かもしれないけど、なんだか切ない。きっともしまた自分が緊急の対応にお世話になる日が来たとして、今度はしっかり感謝の意を示せるぞ、なんて自信はない。せめて、そういう大変な状況でもなく普通の状態の時は、してもらったことに対する感謝の気持ちは伝わるように接するようにしよう。