suinote

絵と写真とゆるくてシンプルな日常

ご厚意に甘える

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知らない人に荷物を持ってもらった

この間、松葉杖を片手に持って手すりにつかまって階段を上っていたところ(一応軽くなら足はつけけど普通に歩くほど体重はかけられない)、知らないお姉さんが「よかったら持ちましょうか?」と声をかけてくれた。電車で席を譲ってくれる人は結構いるけど、階段でこう声をかけられたのは初めてだったのでものすごく驚いた。返事をするまでに微妙に間があったかもしれない。数年前の自分だったら、いやいや、ちょっとだるいとはいえ自力で上れてるくせにお願いするなんて悪いなぁとか思って遠慮していたのだけど、素直に甘えてみることにした。

もし逆に自分がお姉さんの立場で、私みたいな人を見て「歩けてるけどなんか大変そう」「手伝おうかな」って思ったときに「重そうで面倒だけど」とか「ほんとは嫌だけど」とかそんな考えは浮かばないと思う。普通に歩ける状態だったら階段で他人の松葉杖を持つくらい、大したことない日常の一部であって、特に負担にはならない。まったく迷惑でもないしお役に立ちたくて声をかけるのだ。断られたらちょっと切ないし。

それなのに、人の親切心に触れて嬉しいながらも断る理由ってないんじゃないかと思って。

頼るのが苦手っぽい

よく「一人で抱え込みすぎなんじゃない」「もっと頼っていいよ」「なんかあったら相談して」とか言われる。自分では頼るようになったつもりなんだけど、まだ言われる。まだ言われるってことは、まだ遠慮しているのか…そうなのか…ウーン、とだいぶ混乱していた。

振り返ってみると、あることに対して私より得意な人が気にかけてくれた時に、自分でもできなくはないから、という理由でよく遠慮していた。たぶん可愛げがないと思う。すごく些細なことだけど、こういう言動が板について、もっと大事なことでもどんどん頼ることが苦手になっていってるのではないか。

遠慮しすぎるのやめよう

そういうこともあって、最近意識的に、人からのご厚意は素直に喜んで受け取って甘えるというか、お願いしてみている。不慣れなので、いいのかなぁ…と若干違和感を抱きながらだけど、頼る苦手さについて複数人から指摘されるくらいだし、もしかしたら少しくらいなら慣れることのほうが自然なあり方なのかもしれない、と、少しずつ考えを変えようとしている。

それに、人に助けられた時でも、人の役に立てた時でも、どちらも嬉しい。人と関わって生きていくのだから、そうやって嬉しいことを積み重ねていけるほうが良いような気がしてきた。

最近は足のこともあり親切にしてもらうことが多いので、自分も人に対して良いことができるようになりたいし、この間のお姉さんにも良いことがあってほしい。