アナログ一発書きスケッチ
ここ数日、小さなクロッキー帳にペンで数分で一発書きのスケッチをしてる。
去年iPadを買ってから、断捨離も兼ねて「もうデジタルだけで描こう」と思ってアナログ画材をほとんど捨てて、アナログで絵を描くことはなくなっていた。でも絵を描く時間を増やした最近、デジタルだと線を引いた後に「戻る」を多用しすぎていて、軽めの絵しか描いていないはずなのに便利な機能に甘えて描き終えるまでに無駄に迷う時間を使っているのではと思い始めた。
もちろん仕事なら別だけど、趣味でさらっと描いてサッとアップしていきたい落書き程度の絵なら小さいことで悩まずさっさと終えちゃった方が無駄がなくていいと思って。どうせ一本の線の少しの傾きや長さの違いなんて見ている人は気にしないのに、何分も迷うことを積み重ねていくと無駄な時間を使うことが当たり前になってしまうが嫌だ。
だから、やり直しのきかないアナログ、クロッキー帳とペンで軽いスケッチをすることにした。悩む時間を与えないように、2~5分以内くらいで描く感じ。これが無駄時間削減の訓練になるかまだわからないけど、数分なら負担もないし楽しいし、しばらく続けてみようと思う。
べつに見たまんまの模写が上手くなることを目指さなくてもいいというスタンスでやってる。そういう練習はまた別でいい。短時間のさらっとスケッチでは自分が気に入る線の引き方や、うまく簡略化する見せ方を見つけられたらいいな〜とも思ってるので。
加工がバラバラなんだけどいくつかのペンで描いてみたもの
ミリペンが一番自然に描きやすくて楽なかんじ、サインペンは強弱がつけられておもしろいので、今のところこの二つが好き。ゲルインクボールペンは手が止まると滲んでしまう、油性ボールペンはおもしろみがないというか…。でも一回書いただけではわからないので、また何度か試してみようと思う。