渋谷の映り方
渋谷に通いだしてもうすぐ4年になる。
会社や自分が引っ越して通勤ルートが変わったり最寄が渋谷駅ではなくなったりはしたものの、基本的に渋谷にいる。東京で初めて働き始めたのが渋谷なので他を知らないんだけど、渋谷の雰囲気は心身の状態によって全然違って見えてくるなぁと感じる。
自分が元気なときは楽しい街になる。服でも雑貨でもカフェでも居酒屋でも好きなお店がいっぱいあって、一人で買い物するでも友達と遊ぶでも楽しくてだいたい満足する。
滅入ってるときは真逆で、嫌な街になる。ポケモンとかでいう毒状態みたいで、歩いてるだけでやたら消耗する。好きなものに目を向ける余裕すらないのに嫌でも好きなものが散らばってて、周りがキラキラして見えて、余裕のない自分は街の嫌な部分しか見えなくなって、すごくダメな気分になるし、さっさと去りたい。
特に主張したいこととかオチとかないんだけど、その時その時でここまで変わってくるから、好きなものがいっぱいあって人が多い街は自分の状態の鏡みたいなもんなのかなーとなんとなく思った、というだけの話。