suinote

ゆるめの日常

革靴の踵の穴

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今年、いろんな服装に合わせやすい黒のベーシックなパンプスがあったほうがいいと思って、アラサーだしそろそろちょっといいものが欲しいなーと、そこそこのお値段のパンプスを買った。

とても気に入るデザインでウキウキして帰ったのだけど、家で箱を開けてみたら踵に穴が空いていた。不良品か…!?と思って購入した百貨店に問い合わせてみたら、靴を作る過程で型に固定するために穴を開ける必要があるので仕方ないとのことだった。

それにしてもこんなにハッキリ残るものなのかと思って調べてみたら、確かに自分の靴の状態と同じような画像がいっぱいあった。詳しく解説しているサイトも見て、職人さんがしっかり手作りするためにそうなるんだなと納得できた。疑い深い私は電話口で軽く説明させるだけじゃわかりにくいので、ネットの便利さを実感する。

最初はショックだったけど、こういうことがわかると「丁寧に作ってくれたいい靴を持ってるんだ」と嬉しくなるし、大事にしようと思えて愛着もわく。長く愛用したい。

ところで、買ったのは低めヒールのポインテッドトゥパンプスで、とにかく飽きないシンプルなものが欲しかったので似たようなデザインの中からどうやって決めれば…と思っていたんだけど、「絶対これ!」と気に入ったものを買うことができた。ただ見ているだけでは似ていても、履いてみるとヒールの太さや地面に着く部分の広がり具合、履き口の微妙な形の違いとかで、結構印象が変わった。靴は長く自分の体を支えてくれるものなので、しっかり選びたいな、と改めて思った。

ラウンドトゥのようにかわいげがあるものは笑えるほど似合わなくて、女なのに無理に女装してる気分になる…。