suinote

ゆるめの日常

2018年振り返り

一月に今年のテーマを書いておこうと思って、なんとなく書いていなかった。でも箇条書きしてあって、内容は一年間ずっと頭のなかにあった。もう2018年も終わりなので、振り返りとしてまとめる。

今年のテーマは、「楽」。これには3つの意味を含めていた。「楽をする」ことで日々をスムーズにして、「気楽」に過ごすことで、「楽しい」ことに目を向ける気持ちの余裕を持つこと。

だいたい理由はわかっているんだけど、私はとにかく物事のハードルを高く捉えてしまって、一歩を踏み出せなかったり物事が捗らないから、色々なことがうまくいかなかった。何かを頑張る以前にこの重い感覚を克服することが、今後の助けとしてとても重要だと感じていた。

では、分解した3つの「楽」について、それぞれやったこと、変化したことなどを。

楽をする

面倒くさがりなので、身の回りのことを楽にしたかった。具体的にやったのはこのへん。

  • 髪を短く
    • 面倒な時はトリートメントしなくてもまあ大丈夫、日々乾かす時間が減る
    • 美容室に通う頻度は少し上がるが、毎日の手間に比べたら許容範囲
  • 服のテンプレ化
    • トップスは明るめのモノトーン寄り、ボトムはほぼ黒にすることで色の組み合わせを迷いにくく
    • ゆるっと大きめトップスに細めパンツ、すっきりめのトップスにゆるめパンツ、の2パターンで着回し+タイトスカートはどちらのトップスにも合うからあると便利
  • ものを減らす
    • ものの管理の手間が減る
    • 掃除の手間が減る
    • ものに気をとられることが減る
  • 化粧の工程を削った
    • 平日はあんまりマスカラしない
    • 平日はアイライナーコートもしない。パウダーはたくだけで落ちるのわりと防げる
  • プチ肌断食
    • クレンジングあまりしない
    • 水洗顔の頻度アップ
    • 基礎化粧品の量を減らすor使わない
    • ただ、楽ではあるが、結果が出ていないので「楽をして有益だったこと」としては語りにくい
    • 冬の乾燥の厳しさもあるが引き続きつらい日々なので、ちょっと緩めているけど、どうしようか迷子になっている状態
  • 断る勇気を持つ
    • 自分のための時間の確保
    • 精神的負担が減った

気楽にやる

あまり構えずに過ごした。

絵とブログ

クオリティとか考えたり気合いを入れようとして結局重くてできないほうがもったいないので、そんなに整えなくてもいいやという気持ちで気楽に描いたり書いたりして気楽に投稿してた。絵に関してはiPadがあるとベッドでごろごろ絵を描ける。Split Viewをうまく使えば軽く模写もできるし、絵の練習にもいいかんじ。好きなことをするハードルが下がる。

読書

通勤中はもちろん、低血圧とか疲れやすいのとかでベッドからなかなか起き上がれない時はKindleで本を読む。ごろごろしてしまう自分を肯定できる。

本はしっかり読み込まなきゃいけないという姿勢をやめた。読みたい本が多くて追いつかないから、興味のあるところだけ読むとか、軽く流してもOK、ということを念頭においた。こうなれたのはKindle Unlimitedのおかげかもしれない。定額だからあまり気負わずに、さらっと読むことの訓練になった気がする。そうやって気楽に読んでいくほうが、読書楽しいと思えるようになった。

あたらしいこと

初めてのことへの挑戦も、「業務じゃないから完璧にやる必要はないんだし、まずは軽く触ってみよう」程度でゆるく始めることができるようになってきた。もちろん意気込みは大事だけど、何度も書いている通り、自分の場合、そういうかんじだと無駄にハードルが上がってあまりよくない。

開発系がやっぱりまだ腰が重くなりがちなんだけど、Gulpのテンプレートを初めて自分で作ってみたり(中身めっちゃ簡単なものだけど)、Netlifyを使ってみたり静的サイトジェネレータを触ってみたり。あとは最近ちょっとモーショングラフィックスや3DCGに興味がわいてきたので、AfterEffectsの練習をしていて、Cinema4D Liteも少しは覚えたいなと触り始めたところ。でも3Dに関しては絵作り的なことをしたい面があるので、Blenderとか触ってみるかもしれない。

新しいことに対しての姿勢は、今所属している部署の方々の影響がかなり大きいと思う。感謝。

楽しいことに目を向ける

生活を楽にしたり、気楽になにかやったり過ごしたりすることで、今までいっぱいいっぱいだった気持ちに少しだけ余裕が生まれた。そのため、興味のある情報をキャッチアップできるようになったり、気になる場所に出向いたりできるようになった。やったことを事実として残す(行った場所の写真や作ったものをネットにアップする)と、少し行動できるようになったな、というのが可視化できるのでよい。他人から見たらしょぼいことだったり恥さらしレベルかもしれないけど、自分のためだから、と思うとまあいいでしょう、と割り切れる。そうやって何か残していくと、他人への嫉妬心みたいなのが薄れたり、逃げの気持ちもだんだんなくなってくる。そしてそこから何かしたり楽しそうなことを探したくなったりする。小さなことでもいいから何かやっていくこと、またその自覚をしっかり持つことで、少しずつ良い循環が生まれていると思う。

ただ、まわりの人やネットで気になる人たちを見ていると、自分がやってきたことや好きなことって本当に浅かったんだなと感じるようにもなった。よくも悪くも影響を受けすぎるところがあるので、少し生まれた余裕のスペースに良い影響は取り込みつつ、あまり流されないように気をつけたい。年末年始の休みのうちに、自分が好きだったことや興味のあったことを改めて振り返って、今に続いている・これからも続いていきそうな、自分ごととして楽しめることを思い出したり見つけたりしていきたいと思う。

2018年の「楽」まとめ

そういうわけで、何かを極めたり大きな成功を収めたとかはないんだけど、今年は日々の行動や生活の土台として大事なことが結構いい方に調整されたと思う。自分で変えようとしたのもあるし、まわりの人の影響も大きいので感謝しながら過ごしています。なんだか人から良い影響与えてもらってばかりでは…と自信が持てずにいたりもしたけど、「すいさんが良い影響与えてる部分もあるよ」的なことを言ってもらえたり私が少しだけ人に教えていることもあったな、と思って、自分が今年良かっただけでなく、まわりにもちょっと良いことできたかもね、と思うことにした。

今年の変化をベースにして、来年は来年のテーマで過ごそうと思います。もう決まっているけど、それは年明けに。次は一月のうちに書くよ。たぶん。