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ゆるめの日常

プラスマイナスゼロのカーボンヒーターを買った

部屋が寒すぎて布団の外で過ごすのが苦痛になってきたのでヒーターを買った。エアコン仕事してくれ

買ったのはプラスマイナスゼロのカーボンヒーターY210。 高さ約36cm、幅約15cmとかなりスリム。とにかく場所をとらないのがよかったし、見た目もちょこんとしててかわいいのでこれにした。

温かさの調節はできないし見てのとおり範囲は狭いけど、その範囲ぶんはけっこうしっかり温かくなるのでいいかんじ。足下に置いてその場でじっとしてるだけなら充分。軽くて持ち運びしやすいのも良い。ただ、軽さゆえにちょっと倒れやすそうだから気をつける。

首振り機能がついてるけど、他のほう向いたら寒いので使ってない。火傷防止にはなるかも。

足下が温かいだけでこんなにもストレスが和らぐなら、もっと早く買っておけばよかった。なんでもかんでも「置き場所がな〜」とか言ってないで、邪魔になりにくいサイズを検討して買い足すとか、どちらが快適に過ごせるかを考えて選択していったほうがいいなと反省。

2017年

遅くなってしまったけど1月が終わらないうちに。今年の抱負は、なるべく元気でいること。

元気でいるときのほうが行動する気になれるのは当然だし、素直に人の幸せを喜べたり人に対して何か良いことがしたいと思える。何かの出来事や事実に対して前向きな気持ちが生まれやすい。事実そのものが人を幸せや不幸にするのではなくて、事実に対しての捉え方の違いだ、とはよく聞くし、本当にそうだと思うから。元気なだけで捉え方が良くなってお得。

心も体も元気じゃないと活動する気になれない。無理矢理動くことは可能だけど、元気な時よりもものすごくエネルギーが必要で無駄に疲れるし、スムーズに事が運ばない。製品でいうとコスパがとても悪いような状態。

それ自体はここ数年の経験でよくわかってはいたけど、ダメ人間から仕事や生活改善とかで徐々にステップアップしていくうえで、その弊害のもったいなさを感じる事が増えた。やりたいことが色々あるのにできないもどかしさとか、できないことにことによる自己嫌悪とかで、どんどん気分が沈んでいく。去年、特にそれが多かった。多いということはそのぶん、本当はもっと頑張りたいのに、とか良い意味での欲が増えたということでもあると思うので、それはそれでちょっと前に進んだといっていいのかもしれないけど。今年は実際になんとかしていきたい。

「なるべく」というのが個人的に結構大事なので、「元気でいる」ことに加えておいた。実際の状態より無理に元気に振る舞おうとすると、自分の気持ちに蓋をすることで地味にストレスがたまるし、疲れる。だから、今どうしても元気になれないわという時は思い切って何もせず寝るとか人に会わないようにする。それで嫉みが防げたり、それ以上沈んでいくのをストップしやすくなる。

で、具体的にどうやってなるべく元気でいるのか、ということもちゃんと書いておこう。

なるべく元気でいるためにやること

精神面と身体面もいろいろある。

走る

ランニングを本格的にがんばるぞという意気込みでなく、ちょっとくらい運動しようね、なニュアンス。土日に外出予定がなくてひたすら引きこもってしまいそうなとき、せめて軽く走るくらいはしようと。運動用の靴も買ったし。本当に体力がないので、嫌にならない程度にハードルはとにかく低くしている。10分でもやらないよりはマシだろうとかそんなレベル。走ると気分がすっきりするし、そういう意味でもなかなか良い。

運動に関連してついでに言うと、去年1.5kgのダンベルを買った。これは肩こり対策で使っていて、引き続きやっていく。

思い切って休息

調子が悪すぎるときは何事も捗らないし、予定を入れたり遊ぶのも気が進まない。そういう時は作業は思い切って中断するとか予定は入れないとか、そうやってなるべく穏やかに過ごす。そのほうが後に引きずらなくて回復が早いということをやっとわかってきた。

生活環境を整える

去年までは断捨離を頑張り気味だった。今年も引き続き不要なものは手放していくけど、生活環境の向上のために絶対にあったほうがいいと確信がもてるものは買っていく。我慢してストレス溜めてまで削っても意味がないから。

直近だと、小さめのカーボンヒーターを買った。軽いので持ち運びしやすいし、机の前に座っていて足元が暖かいのは思った以上に幸福感がある。買って正解だった。

あとは最近掃除や片付けなどをサボり気味なので、もうちょっと頻度を上げたい‥

自分を肯定する

よく自分を卑下したり否定したりしていたけど、自分がひどく思っているほどは人からの評価は悪くないことに気づいた。外見、能力とか。自分で自分を否定しすぎても何も良い方向にいかなくて意味なかったし、評価してくれる人や自分がやっていることに価値を見出してくれる人に申し訳ないと思うようになった。否定されたらそれはそうですか、と事実なら受け止めるかもしれないし、真に受けなくてもよさそうだったら信じない。基本的にもうちょっと自分を肯定してあげてもいいと思う。

PMS(もしくはPMDD)らしきものの改善

生理前の精神的な症状(ざっくりいうと抑うつ感や絶望感など)が悪化してきて生活に支障がでてきたので、病院に行く。というかすでに今月行ってみた。漢方を処方してもらった。しばらく様子見つつ通う。

そんなかんじで適度にがんばる

前向きに過ごせる時間を増やして、活動の意欲を高めて楽しく過ごせるように、よしなにやっていきます。

【本】Webデザイン・コミュニケーションの教科書

Webデザイン・コミュニケーションの教科書を読んだ。

Webデザイン・コミュニケーションの教科書

Webデザイン・コミュニケーションの教科書

良いWebデザインをするために、ディレクターやその先のクライアント、プログラマーやエンジニアなどの実装を行う人たちとどうコミュニケーションをとればいいかとか、伝わることや使いやすさなどを考慮したデザインの解説など。経験の浅いWebデザイナーや、どちらかというと分業されている環境を想定して書かれている。

チームや発注者とのコミュニケーション

デザイナーは単に指示通りに作業したり見た目だけをつくるんじゃなくて、まず仕事を振ってくるディレクターにもっと歩み寄って精度を上げていけるように、考えることややるべきことが色々ある。

ディレクターがワイヤーを書いたりテイストを考えたりの段階でデザイナーは待って暇していて、指示されたらされたで不満や疑問を持ちながらそのままやるんじゃなくて、ディレクターの仕事だとなんでも切り分けず、早い段階でコミュニケーションをとっていこうと。

たとえば、参考サイトをいくつか挙げられてこのバラバラのテイストで数案欲しいと言われたら、そもそもなぜそんなに幅が広いのか、目指したいことやターゲットが明確になっていないからブレているのではないかと感じる疑問をちゃんと伝えよう、そこが明確になっていると、同じ数の案を出すにしてももっと角度の高い提案ができるとか。ディレクターが書いてくれたワイヤーが、仕様や要件を示している程度で必ずしもユーザーの使い心地を考慮できているとは限らない、デザイナーだからこその気付きやわかることもあるのだから、そこはちゃんとすり合わせていこうとか。

実装担当とのコミュニケーションについては、どういう機能が作れるとか作れないとか、デザイナーやディレクターだけの感覚で突っ走らないでちゃんと相談しましょうねと。そういうのを円滑に進めるためにも、デザイナーがプログラム書かないにしてもどういうことが実現できるのかとかの技術を知るのは大事。Ajaxってなにができるのとか、Cookieを利用してこういうことができるとか、技術的なことに軽ーく触れている。詳しいことは専門の本とかで深掘りしたらいいと思う。

ユーザーとのコミュニケーション

Webサイトを使ってもらうことはユーザーとのコミュニケーションであって、ちゃんとわかりやすく伝わるように、と配慮することが紹介されている。

そのリストに表示する項目ってユーザーの行動と目的に合ってるか考えようねとか、読み込み中ならその状態がわかる表現にして、ユーザーの不安や疑問をなくそう、みたいな行動の流れ的なことや、紙のデザインはなぜそのままWebで通用しないのかとか。視覚的な表現については、伝わるアイキャッチ画像の作り方やパーツの表現の仕方なども書いてある。ただ、2014年の本なので、質感表現については少し古かったりするけど、考え方としては今でも普通に参考になる。Webデザイン始めたばかりの人なら特に。

全体的な感想

うまくいかないやりかたを元に改善したコミュニケーションの解説がしてあったりして、「ああわかる‥」とグサッとくることがちらほら。 自分自身Webデザインの経験は深いとは言えない(スマホアプリとソシャゲのデザインはやっていたのでビジュアル作成面でいうと初心者ではなかったけど)くらいなので、これから気をつけていくことを学べた。

分業の状態を想定して書かれているので、分業ならではのもどかしさや壁が想像できてしまう。もちろん、得意分野に集中できるとか、分業の良い面もあると思うけど。私は現職では分業ではなくワイヤー・デザイン・コーディングも少しやっているので、この一年でやることの範囲が増えて覚えることもまだまだあるから端から見れば大変そうかもしれないけど、エンジニアともコミュニケーションとりやすくなってコミット感が徐々に増えてきたし、職種や関係の壁を取り除いていけるのは有意義で楽しいことだと思う。

レビューにも書いてあるように、デザイナーだけじゃなくて発注者側も理解しておくと、より進行がうまくいくようになりそう。