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ゆるめの日常

ラグを処分することにした

一年半くらい前に買ったグレーのラグを処分することにした。

理由は、ラグがないほうが掃除がしやすいし、ファブリックがグレーだらけなのが気になって、やめようかなと思ったから。GWに実家に帰った時、母に「あんたの部屋、色がないから滅入ってくるんじゃない?」と言われた。確かに、そうかもしれない…。母の部屋はピンクが多かった。日当たりと景色がいいというのもあるだろうけど、自分の部屋にいるよりは少し優しい気持ちになれた気がする。

一人暮らしを始めた時はラグはピンクだったし、もう少しピンクが多い部屋だったけど、なんとなく自分に合わなくなってきた気がしたし、大人になろうと落ち着いた雰囲気にするため可愛らしい色はやめることにした。でもナチュラルテイストの色味は好きじゃないし、はっきりしたモノトーンは嫌だし…と、暗い雰囲気にならないよう面積の広いものは明るいグレーを選んだ。のだけど、やっぱり色味がないというのは気持ち的にちょっと良くなかったのかもしれない。

そういうわけでラグを処分する準備をした。私が明るめのラグを敷いていたのは暗めの茶色の床が好きじゃなかったからでもあるんだけど、どかしてみるとこれはこれで、無彩色だらけより良いかもしれない、と思った。ちょうど最近何かを捨ててスッキリしたい気持ちもあったし。

今まで玄関に飾っていた、プレゼントでもらったニコライバーグマンの優しい色合いのフラワーボックスを部屋に置いてみると、あぁやっぱり色味があるのはいいな、と思う。

それにしても、私は今後ファブリックを購入する時は、どう選んでいくんだろう。

本音のような

人に普段あまり言わないような内容を話していて、あまり深く考えず話の流れでポロっと「私はたぶん◯◯◯◯◯なんだと思う」と言葉が出た。

その、とあることに対して最近考えたり意識してなくてすっかり忘れてたけど、そういえば前はそんなことも思ってたっけ、と久しぶりに思い出した。そうして咄嗟に出た言葉って、自分にとって突出して明確なことで、重要なことだから引き出されたのかもしれない。

と思うと、日頃そういう状況のなかで、普段目立たず忘れがちな自分のなかの奥底の本心が気づかないうちにポツポツと外に出ていってるのかもしれない。

人と話してやっと出てくる言葉があって、それによって最近わからなくなっていた自分の気持ちに気づくことがあるのなら、会話の中で相手だけじゃなく自分のさりげない発言にももう少し意識を向けてみようかな、と思った。たぶん、信頼している人とじゃないと内面の踏み込んだ会話はなかなかできないけど。

小さなテラリウム BOTTLE

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インテリアデザイナーの大工真司さんと造園家の井本由之さんのユニット、BOTANISTがプロデュースしているBOTTLE。植物を瓶の中で手軽に育てる、というもの。日常に気軽に緑を取り入れられるよう、手入れはほとんどいらないものを考えられたそう。

瓶の中で水が蒸発・結露しその水滴が植物に注がれるのと、植物が光合成と呼吸を行う。このサイクルのおかげで育つようになっている。らしい。

一年くらい前、植物を置きたいけどうまく育てる自信ないし‥とそのままにしていたところ、IDEEで出会った。今いろいろ種類があるのかはわからないけど、お店にあったのはアヌビアスナナという水草。それを自宅の机の上に置いている。小さくても、植物があると少し癒されていいなーと感じる。「水草ちゃん」「ナナちゃん」とかそんな呼び方をしている。

一年で実感があるほど大きくはなってないけど、一部の葉が少し大きくなった気がするし、最近出てきたと思われる、とても小さい葉がある。たぶん元気に生きている、と思う。

手入れがほとんどいらないとはいえ、さっき写真を撮るために瓶を軽く掃除したついでに水草自体を瓶から出して、伸びていた根を少し切って整えた。切らないと、小さい瓶のなかで動かしてしまった後で配置するのが大変だった。敷いてある石(ゼオライト?)に長い根が収まらなくて。買った時から今までずっと綺麗に収まっていたのか、買ってから結構伸びたのだろうか。アヌビアスナナは成長が遅い水草らしいけど。ズボラだけど、こうしてちょっとメンテしたりするとスッキリして気分がいい。

BOTTLE、私の一番小さいもので5000円以上はするのでお高く感じるかもしれないけど、瓶や瓶についているラベルも含めてとても気に入っていて嬉しい気分になれるので、お迎えできてよかったと思っている。パッケージやちょっとした説明書きもかわいくて、プレゼントじゃなくて自分で自分に、だとしても嬉しい。