suinote

絵と写真とシンプルな生活

自分本位で

素朴な悩みを話したり聞いたりして少しスッキリしたあとで、「きっと、もう少し自分本位で生きていったほうがいいよね」と言われて、あ、そうだな、と思った。わかっていたつもりだったけど忘れていたというか。

小さいころ、それこそ幼稚園に通っていた頃から親や友達、先生、周りの様子を伺いながら生きてきて、いつのまにか自分ではなく他人の時間を生きるようになっていたのだと思う。周りのためと思って気を遣って過ごして、いつか自分も報われるだろうと思っていたけど、違った。振り回される生き方の基盤を作っていただけだった。

他人の時間を生きていて、自分のことなんて放っておいたから、自分のことがわからない。そのまま大人になって、過ごしてきてしまった。だからこんな歳になってもずっと迷子なんだ。

きっと、もう少し自分本位で生きたところで、別に周りを振り回す迷惑な人間というほどでもないと思う。他人ベースだった自分がほんの少し自分本位になったところで、そんな生き方が、べつに生きづらくない他人にとっては普通の感覚なんじゃないのかな、と、やっと少し思えるようになってきた。

でも、いきなりもっと自由に、と思おうにも、こんな状態ではすぐに何かが浮かばないのだった。少しずつ、意識的に身の回りの選択をしていこう。小さなことから、できることから。