suinote

ゆるめの日常

休日の大雨

f:id:suito15:20170730000739p:plain:w550

夕方くらいから、急に土砂降りになった。
雨はそんなに好きじゃないのでいつもなら、あー雨かぁ…ってかんじなんだけど、今日はそれが心地よかった。

雨って、ちょっと行動力下げる力があると思う。今日はどうせ外出予定を入れていないし、調子も良くなかったし、「とりあえず土砂降りにしといてやるから、休みたきゃ休めばいいよ」って言われているような、言い訳に使わせてくれるようなかんじが、今の自分には有難かった。でも、そんな風に気を楽にしてくれたからこそ、特に気負わず自己嫌悪のような感覚もなくなったからか、好きなようにすればいいか、と思って、結果的にそれなりに有意義に過ごせたと思う(自分比)。

そうやって、好きじゃなかったものを都合良く利用できるようになると、もうすこしいい感じに生活できるようになるんじゃないか、と思う。

そういえば、私は井の頭線を使って通勤していて、梅雨の時期は電車の窓から紫陽花がたくさん眺められる。ピンク、紫、青のグラデーションがめちゃくちゃ綺麗で幸せな気分になれる。梅雨の時期にこんな気分にさせてくれる通勤電車が他にあるだろうか。時期が過ぎてしまうのが少し寂しかったくらいだ。

嫌いなものの中に好きなことを見つける、というとかろうじて見つける感があるけど、嫌いなものがあっても、それのおかげで活かされるものがあるのだから、そういうのを開拓するのも楽しいかもしれない。

今週の花

f:id:suito15:20170725231738j:plain

1〜2週間に1回のペースで買うようになってきた。今回はヒマワリ。

淡かったり妖艶な色味が好きだった自分としてはヒマワリを選んだことにビックリなんだけど、どうしてもヒマワリが気になった。一旦店から離れたのにわざわざ買いに戻ったくらいである。

最近ちょっと繊細な気分だったからか、こうパキっとしたコントラストで、青空、太陽、力強さ、麦わら帽子、無邪気で楽しそうな子供などをイメージさせてくれる、明るい印象に惹かれたのだと思う。

平たい円のようなかんじで花びらが広がっている点は前回買ったガーベラも同じなんだけど、ガーベラが上を向いていたのに対してヒマワリは正面を向いていて、帰ってきた時に、こっちに向かって明るく「おかえり〜」と言ってくれているようなかんじで、なんだか可愛げがある。

自分の部屋にハッキリとした黄色があるのが新鮮なのと不思議な感じがして、ついついじーっと見てしまう。

いやー、花いいなぁ…急にハマってしまうとは…

10年以上先の世界

最近、少しだけど、おそらく10歳は上、もっと上だと自分の母親世代くらいの方のブログを読むことがある。元々はほぼ20代の人のブログしか読んでいなかった。そこに特に拘りはなく、なんとなくそうなっていた。

自分もなんとなく好きなようにブログを書いたり何か載せていると(はてなブログだったり別の場所だったり)、リアクションをくれる人のなかに、リアルの知人友人にはいないくらい上の年代らしき方がたまにいる。私もその方々のブログを読んでみると、自分のブログの何に共感してくれたかはなんとなくわかる。大きな差だと親子くらい離れていて、なかなか関わる機会がない関係だから、こうやってネットで共有できる感覚があることが不思議でおもしろい。

自分で言うのもアレすぎるんだけど、昔から繊細すぎる面があって、すぐに全てが嫌になって人生楽しいなんて思えなくて生きづらかったから、よく死にたいと思っていた。でも本当に死ぬに至る動機はないから、仕方なくどうにかそのまま生きていた。そのまま生きているとどんどん辛くなっていった。このままじゃ、死ねない私は寿命まで死にたいと思いながら生き続けることになると気づいて、そこから少しずつなんとかし始めた。おかげで現在は、死にたい人生からは解放されていて、20歳の自分からは想像もできない生活をしていると思う。一人暮らしをしていることですら奇跡ってレベル。その変化がなかったら、30歳にもなっていない今の時点で、もしかしたら全てを諦めて引きこもって死を待っていたかもしれない。

そんなふうに、20代にして人生諦めてた可能性が大いにあって全く未来に希望を持っていなかったことやその恐怖を今でも忘れずに生きているから、もっとずっと上の世代の方が、今からでも遅くないと何かを変えようとしている日々や見聞きした良いことを綴っているところが本当に素敵で、かっこよくて羨ましくて、美しく見える。

ここ数日ですごく感動した記事や好きなブログがあるのだけど、今自分が抱えている、克服していない不安や恐怖のようなものを悟られてしまうのがまだ怖い、という弱さから、まだご紹介する自信がない。のが申し訳ないながらも、ひっそりと、あなたの文章が大好きです、応援してます、という気持ちでリアクションを残している。


ひとつだけ、もともと自分が書いたものがあった以上、今更隠れることもないなぁと思っているのでこちらを。

hydrangea.hatenablog.jp なんというか、母親目線の正直な気持ちを覗いてしまったのが、すごくドキドキした。もしかしたら、若い時に都会に憧れていた母親も、私に対してこういうことを思っていたかもしれない。そして、自分が今、好きなことを好きなだけやったり、言いたいことを正直に言える人間にならないと、母親になったときに同じ悔しさに耐えられなくなってしまうんじゃないかと、そういうことを教えてくれた。


長い月日とともに、変わることや挑戦することを徐々に拒むようになってしまう人は多いと思うから、やっぱり何かを変えようと歩いている人たちが本当に素敵で励みになるし、私が10年20年先も生きていたら、今私が好きな文章を書いている人に恥じないような生き方をしていたい。

なんだかめちゃくちゃ感傷的な雰囲気になってしまったけど元気です。洗濯物でも畳んで落ち着いてきます(面倒すぎて実家が恋しい)