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ゆるめの日常

手書きグラフィックの本『すばらしき手描きの世界』

オシャレな雰囲気の手書きグラフィックってどうやったら描けるん…?と思いながら探していたら見つけたのがこちら。

すばらしき手描きの世界

すばらしき手描きの世界

チョークボーイさんというアーティストの方の、黒板向けの、文字やイラストなどの手書きグラフィックの入門書的な本。文字やイラストの描き方のコツや、実際に作られたグラフィックがたくさん載っている。
なんと、kindle unlimitedで読める…ありがたい…

チョークアートがしたいというよりは、センス良いものをサラッと描けるようになりたいな、というのが強くて。人の絵ばかりらくがきしているけど、それ以外や文字を組み合わせたこともできるようになったら楽しいだろうなーと。

いつも通りの文字を、いつもの書き順で書くのではなく、図形を描くような意識でこういう順番で線を引くといい、といったことが書かれていて、なるほどこれは文字じゃなくてグラフィックと捉えてやればいいんだな〜と、いつもと違う視点で線を引くのが新鮮だった。あとは、アレンジの仕方の例もいろいろ。

下の画像は、手順やアレンジなどを真似して描いてみたやつ(筆記体が破滅的に下手なのであまり見ないでください)。

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この部分(左側と、右側の袋文字の部分まで)は主に書き順・書き方のレクチャーってかんじで、それを元にやっただけなので、もっといろんな書体を試したい人はフォント系の本とかサイトとか見て参考にするといいと思う。昔よくやってたんだけどな。やらなくなっちゃったな。

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こっちは飾りイラスト。iPadだけどProcreateのブラシを調整してアナログ感出してみた。

そのあとは、実際にチョークアートをする際の道具や、実際のお仕事でどういう手順で描いたかなどもいくつか紹介されている。
グラフィックを作る作業はもちろん、どういう目的で作るか、どこに配置するか、何を伝えたいかなどもしっかり考えていることがよくわかる内容となっており、ビジュアルだけでなく設計のデザイン的な視点でも楽しめるし、丁寧でとても親切な本だと思う。

ただ、テイストとして引き出しは増えても、自分で何か作るにあたって、やっぱり「全っ然画力足りないわ」ってところなので、好きなものをたくさん見て真似して練習あるのみってかんじだなーって当たり前のことを改めて思った。

ちなみに、「チョークアート 本」とかで検索すると、いいかんじの本いっぱい出てくるので色々読みたくなる。