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ゆるめの日常

テレビを処分した

今週、テレビとテレビ台を処分した。たぶん6年前くらいに買ったもの。処分した理由は、単純にテレビを見なくなり、必要なくなったから。

買った当時からテレビ番組はたまに見しか見ていなくてほぼゲーム目的で使っていたのだけど、一人暮らしを始めてからはTVゲームをしなくなりテレビを見ることもだんだんなくなり、1、2ヶ月以上電源を入れないことが普通になってきていた。外見が古く本体も部屋に馴染んでいないということもあって、もう手放してしまってもいいかなと思った。

必要ないから手放すとはいえ、長い間ずっと自分の部屋にあったものだし、友達と(ほとんどオンラインだけど)ゲームをしまくっていた思い出もあって、いざ部屋からなくなると少し寂しかったし、ちょっと心が傷む。人間関係でいう「情が湧く」みたいなかんじなのか。

減ったぶんスッキリしたのと、手放した寂しさと申し訳なさみたいなのが混ざって不思議な感覚だった。最初から数年後の買い替えを前提としているスマホやPCなどとはちょっと違うかんじ。こういう、じぶんの心が傷む感覚って頻繁に味わいたいものではない。大きな金額の買い物をするときはよく考えてからかうのは当然だけど、頻繁にこんなことが起きないよう、大好きなものを大切にできるよう、なるべくものを増やさないというのと、テレビを買った当時よりもこれからはさらに慎重に選ぼうと改めて思った。実際、最近は昔よりも慎重に検討するようになったし、良い傾向。

「テレビを捨てた」っていうだけではなんてことない出来事に聞こえても、今回は感じることが意外と大きかったので、書いて残しておきたかった。